5月9日(水)ラジオNIKKEI(おはよう!株式)

市況解説
連休明けの東京株式市場では、日経平均が3カ月ぶりの安値となる9100円台前半まで下落し、日銀の「バレンタイン緩和」からの上昇分をほぼ吐き出した格好です。世界的な株安で、3年連続の5月売りが加速しました。4月米雇用統計が市場予想を下回り米景気減速懸念が広がったほか、フランスとギリシャの選挙結果を受けて欧州財政再建路線の軌道修正に対する不安も強まりました。リスクオフの円高も進み、企業業績回復への期待を圧迫しています。5月が中間決算のヘッジファンドも多く利益確定売りが出やすいなど、需給面でのネガティブ材料が重なることも背景にあるとみられています。
フランスとギリシャの選挙結果を受けて、欧州の財政再建路線が揺らぐとの見方も強まっています。6日投票のギリシャ総選挙は、金融支援と引き換えに緊縮財政を進めてきた2大政党が大きく議席を減らしました。ドイツは欧州債務危機に対応するため、加盟国に緊縮財政を呼び掛け、国家破綻やユーロ離脱を防いできましたが、ギリシャの有権者はこうした緊縮路線を拒否した格好です。同日実施のフランス大統領選でも、現職のサルコジ大統領が社会党のオランド前第1書記に敗れており、今後ドイツには成長重視の政策を求める圧力が強まるとみられています。フランスは財政再建を進めなくてはならない欧州の責任を果たすとみられており不安は大きくないものの、ギリシャが資金支援と引き換えに約束した財政緊縮路線を放棄すれば、同じ重債務国であるポルトガルなどに不安が広がりやすい状況です。
一方、今年は拡充された欧州安全網と金融緩和環境が市場心理を下支えることから、調整幅は大きくならないとの見方も有る模様です。テクニカル面での売られ過ぎのシグナルが出ているほか、国内企業業績に対する期待感もあり、下値では買い戻しや打診買いが観測されています。また、今後は金融緩和に支えられた流動性相場から業績相場に移行できるかが注目されます。

NVRによる平均株価の推移
それでは、NVRとトレンドラインから見ました、平均株価の推移を申し上げます。
昨日8日の日経平均株価は9207円付けての9181円62円高で引けております。
今回、初めてこのコーナーを、お聞きになる方は、NVRの見方を後で申しますホームページで、把握して頂ければと思います。

まず、昨年の3月15日、11月25日の2カ所の下値水準をGAN理論では、4月11日を意識した水準と申しましたが、その水準は先週より月足から見た推移の所に記載しておきましたが、下値メドは9244円から9297円が目先の下値ラインと出ております。この事を踏まえますと、ご覧になった方は見てお分かりのように、多少のオーバーシュート気味の9100円台はテクニカル的には反発をしても良い水準です。また、2月14日と2月15日のマドを空けている水準の9100円台にもなっており、テクニカル的には反発しても良い水準と考えております。また、4月27日からの調整でさらに信用需給は軽くなったと考えます。
(2012年5月9日現在)

週間NVRでの推移
日経平均株価は一昨日7日マドを空け9108円まで下落しております。この水準は2月14日の高値9072円と2月15日安値9107円のマドがありますが、この水準近辺までの調整な訳です。このマドの水準は3月27日10255円まで上昇した水準なわけです。また、月足から見た平均株価の推移にも記載しておりますが、GAN理論を用いて下値メドと上値メドを月足から探ってみようと思います。
3カ所から見てみますと下値は9244円から9297円と見ることが出来ます。
今回の調整はオーバーシュートもあり9200円前後が下値と見て良いと考えます。
また、3月27日から第一弾が4月11日9388円までの調整、第二弾が4月27日高値9691円から5月7日安値9109円、この二つの調整は約1000円の調整であり、信用に対する需給はさらに軽くなっており、戻りは軽いと考えます。
(2012年5月9日現在)

次に月足NVRから見ました平均株価の推移を申します。
相場の上昇方向は変更は有りませんが、月足陽線が3本立ちこの4月は陰線になりましたが、ここは3月の陽線の中に収まっており、再度上昇の為の一服と考えます。昨年11月25日の8135円を底に今年1月より3本連続陽線が出現したわけですが、3月にはNVRもゴールデンクロスし相場は強い展開です。
ここでGAN理論を用いて下値メドと上値メドを月足から探ってみようと思います。
3カ所から見てみます。
まず一カ所目からでは下値メドは9297円、上値メドは13797円。
二カ所目からでは、下値メドは9244円、上値メドは10364円、その後11494円。
三カ所目からでは、下値メドは9260円、上値メドは10385円、その後11510円と出ております。
この3カ所での月足からでは検証からでも下値メドは9244円から9297円と、
約9300円割れが底値圏といえます。
また、上値メドは目先は2カ所から10300円台と言えます。
まとめますと、
月足からの上値メド、下値メドは
上値メド:10300円台、下値メド:9300円割れが底値圏と考えます。
しかし、今後の調整は上向き基調の中での事と判断しておりますし、下値切り上げ型の相場の前提は変わっておりません。
あくまでも上記の水準は参考であり、ご自身で判断してください。
(2012年4月27日現在、月に一回の更新)

・重要なポイント(3月16日「おはよう!株式」の中からピックアップ)
株式相場の考え方
今回の大災害の株価下落は、どのテクニカルを使用しても計ることはできませんが、しかし、株式市場の根本を考えますと、浮動株の売買ですので、限度はある市場な訳です。一つの例ですが、リーマンショックでの1週間の下落の最大幅は2008年10月10日の週でして2724円の下落をしたわけです。今回の相場は世界市況が絡んでいる動向ではありません。大きな要因は国内の災害が原因になりますが、下落直前まで大きく外人買い入っており、この災害が一つの引き金になり、売りが売りを呼び、さらに下落に拍車をかける事態になったと考えます。このレベルでの対処方法は、株式市場において、日経先物との大きな違いは浮動株の中での売り買いな訳です。そのため、売買のキャパシティには限度があり、売り切りにも限界があると言うことです。その為、ここまでのレベルと売買した出来高を見ますとそろそろ株式の下落にもクライマックスに到達しつつあると考えます。この株式相場の構成を理解した上で、皆様にお伝えしたいことは、このレベルからは、信用の担保維持率が保たれるのであれば、狼狽をするのではなく、持続した方が良い時期に入ってきたと考えます。また、買いのタイミングは、もう一呼吸おいて、少し遅れてもかまいませんので、前日の下値と比較してもらい、揃い始めてから、買い出動をしてください。もう一つの買いタイミングのとらえ方は、当日の始値より高い水準に陽線が出始めてから乗っても、決して遅くはありませんし、陽線が付きそうかは、相場が教えてくれます。
(重要な日での放送のため当分の間、公表し続けます。)

相場の重要な3つのポイントのお問い合わせは下記まで
03−5566−0005(代)
03−5566−0010(FAX)


※NVRの独自指標の見方は、マイナス20近辺、また、マイナス20以下は、絶好の買いシグナル、プラス20以上が警戒ラインです。

また、NSLの見方は、株価より指数が下に位置している状態が陽転、逆に、株価よりも上に位置しているときは陰転状態です。

先週同様
目先の上値メドは、9670円、下値メドは9140円と考えます。

また、本日は特に日足と週足のトレンドラインを必ずご覧になっていただきたいと思います。
ここで、以前から申しておりますように、企業の実態と反して、平均株価の影響を受けている銘柄も数多くみうけられますので、銘柄選びのチャンスと考えるべきと思っておりま
本日も、目で確認をしていただく事が重要ですので、当番組のホームページの、月足、週足、日足のNVRとトレンドラインをご覧下さい。


本日も過去の注目銘柄の推移を申し上げますが、

・3月28日に注目しました3845アイフリークは当日19870円で寄り付き、一昨日7日には42100円111%の上昇をしております。
・また、4月18日に注目しました8769アドバンテッジリスクマネジメントは4%の上昇をしましたが、今回の調整で再度注目ができる水準に来ているとの事です。
・また、プレート式熱交換器が主力の6247日阪製作所や小型建機が主力で国内生産の9割以上を輸出している6432竹内製作所の調整した水準は注目との事です。


それでは、本日の注目銘柄を申し上げます。



5201 東1 旭硝子

自動車や液晶パネル用ガラス基板に強みを持つガラスメーカーでして、省エネ住宅用や小型自動車用が伸びているようです。営業利益の8割を占めております表示デバイス用ガラスは、主要顧客が国内、台湾、韓国の有力電機メーカーのため、円ベースでの取引が多く、為替変動の影響が小さい事が強みでして、さらに、太陽光向けやLED照明用部材も強化しており、株価も大底圏です。
NVRは、マイナス5の位置で、トレンドラインからは3月28日654円から調整した水準は注目できると考えます。
1000株単位
(時価 591円)




4829 東2 日本エンタープライズ

3月28日に注目し14%の上昇を致しましたが、再度注目できる水準にきたと考えます。ゲームや着信音などのモバイルコンテンツを手掛けていますが、中国の子会社が現地の通信関連企業と業務提携すると発表しており、携帯電話などの販売や代理店業務を始める計画です。また、電子書籍やコミックの配信業務で、インド子会社が現地の大手出版社と、中国でも国営出版社と提携し、新興国市場での事業強化が期待出来ます。
NVRは、プラス5の位置で、トレンドラインからは3月21日14770円から調整した水準は注目できると考えます。
1株単位
(時価 10310円)




3798 ジャス ULSグループ

ITコンサルティングやITソリューション事業を行っており、分散処理技術を中心としたクラウドソリューション事業を展開しておりまして、高い付加価値を提供できる日本を代表するテクノロジーベンチャー集団と考えます。ウルシステムズとイーシー・ワンの技術を構築する事により、大量のデータを高速処理する「分散処理技術」分野などで機動的な研究開発体制を構築するとともに、顧客への提案力向上につながると考えます。
NVRは、0の位置であり、トレンドラインからは3月23日47850円から調整した水準は注目できると考えます。
1株単位
(時価 40600円)
以上参考にしてください。


この相場を乗り切るための銘柄選定のポイント

(重要)地震・災害時の対策
株式市場の根本を考えますと、浮動株の売買ですので、限度はある市場な訳です。一つの例ですが、リーマンショックでの1週間の下落の最大幅は2008年10月10日の週でして2724円の下落をしたわけです。今回の相場は世界市況が絡んでいる動向ではありません。大きな要因は国内の災害が原因になりますが、下落直前まで大きく外人買い入っており、この災害が一つの引き金になり、売りが売りを呼び、さらに下落に拍車をかける事態になったと考えます。このレベルでの対処方法は、株式市場において、日経先物との大きな違いは浮動株の中での売り買いな訳です。そのため、売買のキャパシティには限度があり、売り切りにも限界があると言うことです。その為、ここまでのレベルと売買した出来高を見ますとそろそろ株式の下落にもクライマックスに到達しつつあると考えます。この株式相場の構成を理解した上で、皆様にお伝えしたいことは、このレベルからは、信用の担保維持率が保たれるのであれば、狼狽をするのではなく、持続した方が良い時期に入ってきたと考えます。また、買いのタイミングは、もう一呼吸おいて、少し遅れてもかまいませんので、前日の下値と比較してもらい、揃い始めてから、買い出動をしてください。もう一つの買いタイミングのとらえ方は、当日の始値より高い水準に陽線が出始めてから乗っても、決して遅くはありませんし、陽線が付きそうかは、相場が教えてくれます。
割安銘柄を発掘する絶好の期、業績良好の深押し銘柄を選定する事が秘訣。特に業績の変化率の大きい銘柄をピックアップし、値位置の良い銘柄で、チャレンジしてください。
株式は、株価と出来高しか無く、また、必ず証券会社を経由する(出来高増加)商品ですので、必ず、人気化する前に、情報は出来高に現れて来ると言うことです。
持続的に、前日より出来高の一桁増加に特に注意を払う事ですが、この作業は簡単のようで、一般の人には難しいものです。
特に前日の出来高より、2ケタから、3ケタ、3ケタから4ケタ、と1ケタ急増した銘柄に注意をし、あとは、値位置を確認し、当社NVRを確認する3点を実行することです(重要)。売り場については、上ヒゲ、長大陽線が出ましたら、文句なしに売却することです。

「投資の重要な2つの考え方(別府孝男の手法)」
投資の重要な事は2つあります。
@株式は株価が高い位置より、より安い位置を見つけること。(当たり前のことですね)A相場が下落しても最終的に利益を生む方法を見つけ行えばよい。
株式の習性:株式は上がったものは必ず下落します。
株式は下落したものは必ず反発します。

私は上記の2点の、当たり前の事にこだわりました。
第一回目の買い基準の水準をに力を入れます。
この水準が良ければ、結果的に平均株価が1000円〜2000円下落したとしても利益が生まれる対処方法があるからです。
この考え方に基づき上記の2つの考え方が自然発生的に生まれたわけです。

・当社と同様の手法
資金が潤沢に有る投資家:投資成果を向上させるには、安い位置を見つけ、基準を決定した後、資金にものをいわせ、株価が下落した時のみ追加買いを常に行い、平均株価を下げ、株式の習性の反発を待つ。
(一般の投資家は資金に限りがあります。そのため、逆張りは2回程度と決め、その代り、第一回目の買い基準をさらに時間をかけ慎重に決定し、2回の逆張り効果が出る水準を決定する。第一回目の適正な買い水準があっての逆張り=当社のノウハウです。)
解説
@の解説
買おうとしている銘柄は、現在株価の位置をチャートを利用し、必ず目で確認する事。
(最低日足・週足で株価の水準を確認。また、月足で把握)
下落しても買値に戻れる第一回目の買い水準に時間をかけ買い基準を決定する。
・売り目標を設定:過去のシコリ水準を見つける事により自ずから買い基準が決まる。
Aの解説
@で買い水準が適正であれば、後は逆張りを2回かけます。
(注意点:逆張りは第一回目の水準が適正と言う条件が必要です。
ですから、第一回目買い水準をどの水準にするかに時間をかけるわけです。)
・銘柄を投資する資金を3等分にし、第一回目、逆張り1回目、逆張り2回目のようにする。
・誤解をしてはいけないことは、単に逆張りを入れる手法ではなく、株式は上昇して始めて底値がわかる商品です。・株価が高い位置で第一回目の買いを入れて、2回の逆張りを行ってもリスクは多く、失敗するケースは多いわけです。
・そのため、株式の習性である「下落したものは必ず反発する習性」を利用するにはいかに第一回目の買い水準が適正である事が重要であり、後は逆張りで対処する事により、どのような波乱している相場展開でも通用できる手法であり、投資効果の向上につながる可能性が開かれるのではないでしょうか。
・心構え:銘柄の材料は株価上昇の風として必要なのは当然ですが、投資成果の向上は第一回目の買い水準をどの水準にするかが必要条件です。